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ウォーターライフ

ミネラルウォーター

原水ってどんな水?

 日本の地形のほとんどが、急峻な山地で形成されており、空から降った雨や雪の多くは、河川へと流れ込み海へ流れていきます。

 そして一部が、樹木の表面を濡らし、木の葉にたまって徐々に蒸散してゆきます。また、その一部が地中深くしみ込んでゆき、長い年月をかけて砂や砂礫の層を幾重にも潜り抜け、粘土層や固い岩盤などの不透水層にぶつかっては滞留し、その上の層を流れてゆきます。その間、幾層もの地層が自然のフィルターになってろ過されると共に、一方では地層を移動中、または滞留している間に、土壌中の多種微量のミネラル成分を溶かし込んでゆきます。

 これらの地下水や湧出している地下水を、容器に詰めた物がミネラルウォーターです。

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ミネラルウォーターとは?

 ミネラルウォーター類の品質表示ガイドラインによると、ミネラルウォーター類(容器入り飲料水)はナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター、ミネラルウォーター、ボトルドウォーターの4つの品名に分類されます。

ミネラルウォーターのガイドライン
分類 原水 処理方法
1.ナチュラルウォーター 特定の水源より採水された地下水。 ろ過・沈殿及び加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行ってはならない。
2.ナチュラルミネラルウォーター 特定水源より採水された地下水のうち、地下で滞留。または、移動中に地層中の無機塩類が溶解したもの。
3.ミネラルウォーター ナチュラルミネラルウォーターの原水と同じ場合。 ろ過、沈殿及び加熱殺菌以外に次に掲げる処理を行ったもの。
※複数の原水の混合、ミネラル分の微調整、ばっ気など
4.ボトルドウォーター ナチュラルミネラルウォーターの原水と同じ場合。その他、原水が地下水以外の場合。
※純水、蒸留水、水道水など
ろ過、沈殿及び加熱殺菌以外に原水の本来成分を大きく変化させる処理を行ったもの。但し、食品衛生法に基づく殺菌が必要である。

日本ミネラルウォーター協会発行「ミネラルウォーター読本」より

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硬水?軟水?

 ミネラルウォーターは、硬水・軟水のタイプに分類されます。簡単に言えば、水分中の溶解しているミネラル成分などの量によって、硬水・軟水に分かれます。

 硬度とは、1リットル中に含まれる、カルシウムとマグネシウムの合計を数値化したもので

硬度=(カルシウム量×2.5)+(マグネシウム量×4.1)

 と言う計算式で表されます。

 硬度を分類するにはいろいろな基準がありますが、0〜60mg/L未満が軟水、60〜120mg/L未満が中程度の軟水、120〜180mg/L未満が硬水、180mg/L以上が非常な硬水。(WHO飲料水水質ガイドラインによる)

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pHって何ですか?

 ミネラルウォーターの表示の中でpH(ペーハー)という言葉をよく見かけます。

 pH(ペーハー)とは、水溶液中の水素イオン濃度を表したもので、pH7を中性として7よりも小さくなると酸性、大きくなるとアルカリ性に分けられます。

 酸性(pH7以下)の水は、殺菌消毒作用があり食器洗いやうがい等に用いられ、弱酸性の水は、洗顔の時や化粧水の代わりに使われ、美肌にも良いとされています。

 アルカリ性(pH7以上)の水は、人間の血液や体液に近く体内への吸収率が高く、飲用的にも良いとされたり、食物を軟らかくする作用もあり野菜を茹でたり、煮物にも適しています。

美味しい水の三大要素「硬度」硬度10〜100がおいしいとされていrます。(秩父源流水:46)「温度」体温の-25度、10度前後が美味しく飲むコツ。「pH」中性が理想。(秩父源流水:7.9)

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ミネラルウォーターの消費量

 水道水への不安と消費者の健康志向の高まりにより、ミネラルウォーターの年間消費量は年々増加しており、国民1人当たりの年間消費量は、6年間でほぼ倍の消費量になっています。

日本ミネラルウォーター協会統計資料より 国民一人当たりの年間消費量のグラフ

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