奥秩父からのつぶやき

天然水の豆知識 その1

投稿日: 2011年11月29日 / カテゴリ: つぶやき, 天然水の豆知識

天然水の豆知識 その1

秩父の大滝るさお です。

弊社の商品でもある、天然水。多くの方が現在飲まれていますが実は多くの分類
・種類があります。それをできるだけ解りやすくお伝えし自分にあった天然水を
見つける参考にして頂ければと思い、「天然水の豆知識」のカテゴリーを作って
みました。気が向いたときに、書き込みますので、長い目で見て下さい。

そんな中、第1回は「硬度」についてです。

震災後の水不足の際に、多くの方が耳にした事がある「軟水」、「硬水」。
字のごとく、水の硬さを表していますが、もともとは「洗濯する時の石鹸の泡立ち」
から来たものだそうです。

この「軟水」、「硬水」の分類は「硬度」の数値にて判断します。
「硬度」とは、水の中に含まれている栄養素のカルシウムとマグネシウム含有量を計算
して算出します(以下数式)。
     カルシウム×2.5+マグネシウム×4.1(1L換算)

この計算式にてでた数値により、以下の分類に別れます(WHO水質ガイドラインによる)
     軟水 0~60mg/L未満      中程度の軟水 60~120mg/L未満
     硬水 120以上~180mg/L未満 非常な硬水  180mg/L以上

但し国により判断基準が違います。日本では概ね
    軟水 0~100mg/L 中硬水 101~300mg/L 硬水 301mg/L 以上
となります。

軟水と硬水の違いは、まず飲み口。軟水はスゥーと入って行く感じで、硬水はゴックンと飲む感じ
です(人により違うかな?)また、料理に使う場合、軟水は素材の味を引き出す力があります。
その為、お米を炊く時やだしをとる時などに向いています。硬水は肉料理をする際に、肉の臭みが
でるのを防ぎ、うまみを引き出すと言われています。お茶やコーヒーはそれぞれで味が変化する為
その人の好みによります。

日本の水はほとんどが軟水の為、日本人には軟水が飲み易いと感じる方が多いようですが
硬水を好んで飲まれている方も現在は多いです。

市販されている水には、ほぼこの硬度の記載がありますので、購入の際にちょっと気にして
みるのは如何でしょうか?

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